アドレナリンα・β受容体 遮断薬 | 薬剤師の仕事研究室

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アドレナリンα・β受容体 遮断薬

アドレナリンα・β受容体 遮断薬は、β遮断薬のデメリットを解消する特性を持つ薬です。

 

アドレナリンα・β受容体 遮断薬の作用

 

高血圧

 

β遮断薬はβ受容体を遮断することで相対的にα作用が優位となり、末梢血管収縮を引き起こします。
そのため、末梢循環障害のある患者さんの症状を悪化させる可能性がありました。

 

そこで開発されたのが、アドレナリンα・β受容体 遮断薬です。α受容体も遮断することで、末梢の血管収縮を抑えることができる特徴があります。

 

α・β受容体遮断比は、

 

  • アモスラロール(商品名:ローガン)(1:1)
  • ラベタロール(商品名:トランデート)(1:5)
  • アロチノロール(商品名:セオノマール)(1:8)
  • カルベジロール(商品名:アーチスト)(1:8)

 

とされています。

 

アモスラロール、ラベタロールはβ遮断作用が主ですが、α1遮断作用も十分にあり、血管抵抗を低下させます。
そのため、他のβ遮断薬では禁忌となる未治療の褐色脂肪細胞腫に著効を示します。

 

カルベジロールは高血圧以外にも、虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全に用いられます。
ただし、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、利尿薬、ジギタリス製剤等の基礎治療を受けている患者に併用する形で使用されます。

 

「医薬品例」
  • ローガン(アモスラロール塩酸塩)
  • トランデート(ラベタロール塩酸塩)(ISA(-))
  • セオノマール(アロチノロール塩酸塩)→狭心症、頻脈性不整脈も適応あり
  • アーチスト(カルベジロール)
  • カルバン(ベバントロール塩酸塩)

 

アドレナリンα・β受容体 遮断薬の副作用

 

アモスラロール、ラベタロール、アロチノロール、カルベジロールはα遮断作用よりもβ遮断作用が強く、気管支喘息に禁忌とされています。

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