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私は「ドラッグストア・調剤薬局・病院」と薬剤師のメジャーな職場を渡り歩いてきました(自慢できることじゃないですが…)。
その経験から学んだことは「どんな仕事も大事なことは同じ」ということ。仕事の本質はどの業界も変わらないのです。
転職は人生のターニングポイント。「正しい考え方」ができるかどうかが、転職後の人生を左右します。
「転職先で活き活きと働く」ために、以下のポイントを確認しておいてください。
「楽しい仕事なんてないよ。どこに行っても同じだよ」
転職を申し出た薬剤師に上司が放つ常套句です。
ある意味で真実ではありますが、やはり仕事に向き不向きはあります。
自分の価値観、行動原理に合う仕事をしたほうが充実感があるし、成長するものです。
自分に適した仕事に就いたほうが得なのです。
「薬剤師としてどのように働きたいか」それは千差万別。薬剤師の数だけ答えがあります。
薬剤師として転職を考え始めたらまずすべきことは、自分の価値観を明確にすることです。
ここを適当にして、年収、地理、肩書などで仕事を選んでしまうと、また転職を繰り返すことになります。
あなたは薬剤師としてどのように働きたいでしょうか。理想の薬剤師像はありますか?
「自分の価値観を明確にする」と言われると難しそうですが、そんなことはありません。効果的な方法があります。
それは「これだけはしたくない」という条件を列挙してみることです。
といった労働環境に関することから
など薬剤師業務に関わることまで、とにかく「自分にとって嫌なこと」を挙げてみます。
そうすると、「自分はどうゆう人間か」がだんだんわかるようになってきます。
新卒で入社しても半年持たずに辞めてしまう薬剤師をたくさんみてきました。
そういう人は、やはり「自分の価値観」を明確にしないままになんとなく就職しています。
例えば、高い年収でドラッグストアに入社しても、商売が嫌いなら苦痛でしかありません。
調剤薬局で調剤ばかりに嫌気がさしているなら、病院や製薬会社など専門性が求められる仕事のほうが合う場合もあります。
年収が高いから、家から近いから、友達が就職したから、などでよく考えずに仕事を決めてしまうと、かなり失敗する確率が高いです。
3社を渡り歩いた私の経験からして、「自分の価値観を明確にすること」はとても大事です。
「自分にどんな才能があるの?どんな仕事に適正があるの?」
客観的に教えて欲しいと思いませんか?
そこで、オススメの本があります。
「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」マーカス バッキンガム (著), ドナルド・O. クリフトン (著), 田口 俊樹 (翻訳)
です。
この本についているIDから「ストレングスファインダー」のサイトにアクセスすることで、自分の強み、適職を分析できるサービスを受けることができます。
私も5年前に本書を購入しました。
私の性格として「収集癖がある」「学ぶことが好き」「内省的(自己分析すること)」などがあり、「作家」「小説家」「編集者」「教育者」などに向いているという結果だったと思います。
私は「書く仕事」がしたいとずっと思っていたので、自分の内面を当てられたようでびっくりしました。自己分析の一つとしてやってみてはどうでしょうか?
※注意!さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かすは必ず新品を購入してください。古本だと「ストレングスファインダー」を受けられない可能性があります。
「自分の価値観を明確にする」作業と並行して、薬剤師の転職に関わる情報をとにかく集めましょう。
情報も無しに悩んでいても、まず解決しません。自分が興味がある業界があるなら、しっかり調べてみましょう。
方法としては
などなど、現在は情報を集める手段がたくさんあります。あなたの行動次第でなんとでもなります。
インターネットのおかげで世界中の情報を手軽に手に入れられるようになりました。交通手段の手配から商品購入まで、あらゆることがインターネットを使って可能です。
しかし、問題もあります。インターネット上にある無限の情報は玉石混淆。有益な情報からまったくのデタラメまで入り混じっています。
ブログやサイトの多くは誰が書いているか分かりません。つまり、情報の信憑性は保証されていないのです。
ネットに書いてあることを鵜呑みにするのは危険です。あくまで参考程度にしておきましょう。
書籍は筆者をよくみて購入しましょう。やはり、その業界で働いている人の書いた本が参考になります。
当サイトでも何冊か参考書籍を紹介しています。
これがもっとも確実な方法。病院薬剤師や製薬会社の仕事に興味があるなら、そこで働いている人に聞くのが一番いいです。
大学時代の先輩だったり友人に関係者がいるなら、積極的に聞いてみるべきです。
しかし、私も経験がありますが、まったく知らない他人にいろいろ尋ねるのは気がひけるものですよね。
そうゆう人は、人材紹介会社の転職コンサルタントに聞いてみる方法が楽です。
日本には薬剤師の転職を専門とする人材紹介会社が多数存在します。
薬キャリAGENT、マイナビ薬剤師など聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?これらの企業は、仕事をさがしている薬剤師さんと、薬剤師がほしい企業を結びつける役割を担う仕事をしています。
人材紹介会社に登録すると転職コンサルタントから様々なサポートを受けることができます。
彼らは薬剤師転職のプロであり、薬剤師業界に精通しています。
「調剤薬局から病院薬剤師に転職したいけど可能ですか?」「製薬会社の学術はどんな仕事ですか?」こういった疑問に分かりやすく答えてくれます。
転職を考えはじめたら、まず転職コンサルタントに聞いてみるといいです。無料で使えるので、使わないともったいないです。私は2度も使って転職しています。とても便利でしたよ。
詳しくは後述する「薬剤師専門の転職サイトを賢く利用しよう」で説明していますので参考にしてみてください。
また、当サイトではオススメの転職サイトを紹介しています。
年収、福利厚生、地域、働きやすさ、仕事の内容……転職先を決めるには様々な条件が絡んできます。
人間は欲張りなものですから、転職先には現職場をすべて上回る条件を求めがちです。
しかし、このような考え方だと、転職はかなり厳しくなるでしょう。すべてを満足させる企業は滅多に無いからです。
薬剤師の職場で考えてみると、
というように、どの企業も長所と短所があるものです。
ですから、「これだけははずせない」という条件を決めておきましょう。
つまり、「何を一番の価値に置くのか」を自分の心によく聞いてみるということです。
年収を再優先に考えたいから、多少の労働条件の悪さは我慢する。
地元から離れられないから、勤務地を一番に考えたい。
臨床薬剤師として活躍したいから、年収、福利厚生は劣ってもよい。
このように自分の軸を決めておけば、転職後も後悔することは少なくなると思います。
結局、転職はやってみないとわからない、ということが真実です。
どんなに業界に詳しい人でも、目の前の転職者が成功するか失敗するかは分かりません。どれだけ準備して対策しても、働いてみないと分からないことのほうが多いのです。
それなら、「ダメでもともと」という気持ちでチャレンジしてみましょう。勇気を持って新しい世界に飛び込むことは、失敗しても得るものが多いはずです。
転職の失敗など長い人生の中でたいした事ではありません。何度でもやり直しは可能です。
自分の可能性を信じて、果敢に挑戦して欲しいですね。
失敗しない薬剤師転職!
転職活動は面倒で苦労が多いものですよね。
しかし、その負担をずっと軽くする方法があります。
それは、キャリアコンサルタントに相談すること。
転職サイトに登録すると、専属のキャリアコンサルタントからアドバイスをもらうことができます。
求人紹介、面接調整、年収交渉などなど、面倒なところを代行してくれます。
転職サイトは無料で利用できるとても便利なサービス。
質のよい転職サイトの特徴と使い方を知っておきましょう。
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