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「転職に失敗した」と嘆く前に・・・
薬剤師は転職が多い職種として知られています。
薬剤師の60%は女性であり、寿退社や結婚などで転職回数が増えるということはあります。
しかし、せっかく転職したのに上手くいかず、1年以内にまた転職してしまう――そういった薬剤師が多いことも確かです。
頑張って転職してもなかなか上手くいかない。それはなぜでしょうか。
多くの薬剤師が転職に失敗して後悔しています。私もまた、3社を渡り歩いてやっと現在の仕事に落ち着きましたorz
自分の経験や友人・知人の体験から、以下のような理由を考えました。
「年収800万。住宅補助付き!」
「管理薬剤師候補募集。年収700万から」
など、雑誌やインターネット内の広告には、思わず目を見張るような求人が出ています。
ただ、好条件・高待遇につられて安易に決めてしまって、後から後悔する薬剤師は多いです。
年収が高いとは、逆にいえば「年収を高くしないと薬剤師が確保できない」状況であると考えられます。それは地方過ぎて人口が少なすぎたり、人間関係の問題でなかなか定着しないかもしれません。激務すぎて、新しい薬剤師が来てもすぐに根を上げてしまった可能性もあります。
私は一年だけ年収800万以上で働いていましたが、これは契約社員だからできたわけです。正社員として就職するなら、年収や待遇だけにつられてはダメということですね。
求人票は、企業が薬剤師を採用するために作成したものです。現在はどこの企業も薬剤師が不足しているので、新規採用に必死です。つまり、最大限に自社アピールをする場であるということです。
自社アピールに、わざわざ自社の弱みを宣伝する企業はありません。自社の弱みを隠しつつ、強みを最大限にアピールする。これはビジネスとして当然の行為です。
すごい人になると「家から近いから」という理由だけで就職を決めてしまう人がいます。湘北高校に入学を決めた流川楓みたいなパターンです。
実は私もこんな感じで最初の就職先を決めてしまいました(笑)。
これは当然お勧めしません。お金持ちでなければ仕事は一生続くものです。人生の約三分の一を費やすものなので、もっと自分の価値観と照らしあわせながら決めるべきです。
仕事が充実していれば人生は楽しくなりますし、辛ければ人生も辛いものになります。人生にダイレクトに関わってくる大きなものなのです。
これも上記と同じパターンですね。友達がいれば助け合えるという大きなメリットがありますが、自分に合わない仕事だとやはり辛くなります。
また、友達が自分よりかなり評価されたりすると複雑な気持ちになるということもあるでしょう。
転職に失敗してしまう薬剤師は、やはり「自分の価値観」がつかめていません。
価値観とは「自分が一番大事にするもの」とも言い換えられます。「こうゆう仕事がしたい」「こんな仕事は嫌だ」という基準がないので、年収や住宅補助など分かりやすい基準に依存してしまいます。
面接で本社にいる経営陣とは話しているのに、自分が働く店舗の従業員とはまったく話してない人がいます。
これは、失敗する可能性大です。
仕事の悩みは「人間関係の悪化」がナンバーワンに位置します。それを確認すべきは、勤務先の店舗です。経営陣ではありません。
転職が失敗してしまう原因はいろいろありますが、それらを一つ一つ潰していけば、理想的な転職ができるのでしょうか。絶対に間違えないのでしょうか。
残念ながら「絶対に上手くいく転職」はありません。
なぜなら、職場環境は常に変化しているからです。
「残業がない」ことに魅力を感じて入社しても、仕事が増えたり従業員が減れば残業せざるおえない状況になります。
「年収800万!住宅補助あり」で決めても、会社の経営が傾けば給料が減らされる可能性は十分にあります。
住宅補助などは、ずっと続かない補助の代表です。大手ドラッグストアなどは「住宅補助つき」で新卒薬剤師を確保しておいて、5年経ったら補助をなくすなんてことは普通にやりますよ。
人間関係の問題だってそうです。「良さそうな職場だな」と思って転職したのに、管理薬剤師が変わったとたんに環境が一変するなんてことは日常茶飯事です。
身も蓋もないですが、結局転職ってギャンブルなんですよ。どんなに情報を精査しても、働いてみないと分からないことが多い。
「3年は続けないと…」は常套句ですが、3年働けば人生上手くいく保障がどこにあるのでしょうか?
5年勤務して実力をつけて転職しても「失敗した」と後悔している人を知っています。
一方で1年経たずに転職して周りから白い眼で見られても、次の職場の水が合い、毎日楽しく働いている。さらに出世してしまったというケースもあります。
「結果があるだけ」ということです。
「転職に失敗した…」と悩む人が多いですが、なぜ失敗だと思うのでしょうか。
私が相談を受けた中に「転職に失敗して、やりたいことが分かった」という人がいます。つまり、勇気をもって転職したことで、自分の価値観をつかんだということです。
なぜみんな「転職回数の多さ」や「履歴書が汚れること」を気にするのでしょうか。
「世間体」が良ければ飯が食えますか。人生楽しく生きられますか。
バブル世代の価値観にとらわれず、自分の頭で考えることが今必要なのではないでしょうか。
というか、失敗したっていいじゃないですか。
「就職は恋愛と同じ」といわれます。恋愛は3割打てれば強打者です。私みたいな凡人は1割以下ですよ(笑)。それくらい成功率が低い。
それなら、就職に失敗することだって当たり前だと思うのです。
転職に失敗したくない人は、振られたくないから告白しない人と同じだと思いますよ。まず打席に立ってバットを振らなきゃ始まらない。
理想の仕事はそう簡単に手に入るものではありません。たくさん失敗して、あがいて、最後に成功すればいいのではないでしょうか。
次の転職の成功率を上げるために、これだけはやっておきましょう。
「自分が何をしたいのか」をもう一度考えてみましょう。
年収や待遇にとらわれず、どうしたら毎日活き活き働けるのか。それを知る方法として「これだけは嫌だ」ということを列挙してみる、という方法があります。
などなど、やりたくないリストを作ってみると、自分の価値観が浮かび上がってきます。無駄が削られて、自分の軸のようなものが現れてくるのです。
願望をすべて満たすことは難しいですが、より方向性が明確になるかと思います。
これは難しい問題ですよね。
独身なら「やりがい重視」で決めることもできます。
しかし、所帯持ちだとどうしてもある程度の年収が必要になります。お金のためだけに働くのは苦痛ですが、割り切って収入をとるならそれもありです。
店舗見学は必ずやりましょう。そして、従業員とちゃんと話しておきましょう。
とくに観察すべきは管理薬剤師です。職場はトップで決まるので、管理者の人間性はかなり重要です。
「信頼できる人か」「マネジメント能力はあるのか」「人間的に尊敬できそうか」一度話しただけで判断は難しいですが、初対面でも嫌なオーラを発している人は分かります。
仕事の取り組み方についても聞いておきましょう。優秀な薬剤師は「薬剤師は何をする仕事か」について自分なりの哲学を持っているものです。
逆にやる気のない薬剤師はポリシーも何もありません。ただ薬を渡すだけと思っています。
転職するなら、転職サイトは必ず活用すべきです。
今や転職サイトを使って転職活動をすることは常識になっています。
転職サイトを運営している人材紹介会社は、求職者と企業を結びつける役割を担います。薬剤師を採用したい企業から依頼を受けて、条件がマッチした薬剤師を紹介しているわけですね。
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転職コンサルタントは、薬剤師業界にかなり詳しいですよ。私は転職サイトをかなり使い倒していますが、ネットでは知り得ない情報をたくさん提供してもらいました。
さらに「職種・年収・家賃手当・残業なし…」 など薬剤師のニーズに合った企業をピックアップしてくれます。
いちいち自分で調べる必要がないので本当に楽ですよ。働きながら転職活動する人は使わない手はないですね。
当サイトでも信頼できる転職サイトを紹介しています。
転職に失敗してもその経験は無駄にはなりません。次に理想の仕事を得るための判断基準になります。
「失敗して普通」くらいに考えて、果敢に挑戦してほしいですね。
失敗しない薬剤師転職!
転職活動は面倒で苦労が多いものですよね。
しかし、その負担をずっと軽くする方法があります。
それは、キャリアコンサルタントに相談すること。
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求人紹介、面接調整、年収交渉などなど、面倒なところを代行してくれます。
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