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バクタです。
中規模の精神科病院に、薬剤師としてフルタイムで勤務しています。
私の薬剤師免許証
名前 | バクタ |
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本業で薬剤師として働きながら、こういったサイトを運営しています。
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昔から読んだり書いたりすることが好きです。活字に触れていると安心するタイプです。
若いころは野球、ボクシングなどに取り組んでおりましたが、最近は運動不足で太りぎみです。さらにコロナで2年間ジムトレーニングできず。人間ドッグではLDL、尿酸がDよりのC。
コロナも落着き、やっとジムを再開しました。
ウエイトトレーニングを中心に運動を行っています。
仮想通貨1年、株式投資5年目のまだまだ勉強中投資家です。
仮想通貨バブルを謳歌し、コインチェックハッキングからの暴落はかわしたものの、2020年初頭のコロナショックは被弾。瀕死でなんとか切り抜け、金融緩和バブルを戦ってきました。
割安成長株、資産バリュー株が好きです。株式投資は「変化をとらえるゲーム」と考えています。「業績や保有資産からある程度割安な銘柄で、かつ変化の予兆が現れたときに素早くポジションをとるにはどうしたらいいか?」日々考えながら開示資料を読んでいます。
薬剤師は女性が多いためか、英語に興味を持つ人も多いそうです。
女性のほうがアクティブに海外旅行をしている印象があります。
私が留学していたカナダでも、ダンゼン女性が多い! 語学校では日本人、韓国人、ロシア人、チェコ人……と、いろんな意味で大変お世話になりました。
ラジオで聞いた話ですが、女性のほうが語学の能力は優れているそうですね。 脳の構造の違いから、右脳と左脳の連絡が女性のほうが上手いだとか。
たしかに、英語は論理と感覚のバランスが優れている人のほうが上手く話すだろうし、実際カナダでも英語の上手い女性は多かったです。
ところで、私の英語力はというと、留学前は、TOEICで800点近いスコアがありましたが、現地に行って自分の英語がほとんど役にたたないという現実に直面しました。
まず、スタバで水が頼めない。 「ウォーター!ウォーター!」といっても、店員は首をかしげるばかり。 「なんだこのアジア人は」と奇妙な物を見るような目を向けられたことがありました。
実際、waterの発音は「ワダー」に近いのですが、こんなこともできずに一人で現地にいったわけです。
我ながら、若さとはすごいなあと思い出します。
でも、留学前に画期的な英語学習法に出会うという幸運を得たおかげで、なんとか留学を乗り切ることができました。
関連記事:薬剤師に英語って必要? 「話せる!」ための効果的学習法
関連記事:英語を必要とされる薬剤師の仕事とは?
中堅ドラッグストアに入社。調剤併設店で調剤業務をメインに仕事をしながら、OTC医薬品、健康食品などの売場の管理も行う。社会の厳しさを思い知らされる。
管理薬剤師に就任。
中学の頃より夢であった海外留学(旅?)を実行。退職を願いでる。
カナダのバンクーバーに渡る。
ドラッグストアでバイトをしながら、カナダの薬剤師が国民に熱い信頼を寄せられていることを知る。
バンクーバーで6ヶ月過ごした後、北米大陸をバスで横断する。孤独や空腹、マイナス30度の気候に死にそうになりながらも、主要都市をすべて回る。
総合病院の門前薬局で1年間勤務。乏しい財政を回復する。
中規模の精神科病院で勤務を始める。
「週刊現代」2017/05/06号 死ぬより怖い「投薬ミス」 に取材協力しました。
※お仕事の依頼は上記連絡先までよろしくお願いします。
私はドラッグストア、調剤薬局を経て、現在は病院薬剤師として働いています。
業界は違えど、10年以上「薬剤師」として勤めてきました。
その過程で得た知識や体験を形にしたいと思い、「薬剤師の仕事研究室」を立ち上げました。
私が大学時代に思い描いていた薬剤師像と、現場で働く薬剤師には大きな解離がありました。
まず、医療における薬剤師の位置づけ。
大学時代、私は「薬剤師は医療現場でおいて独立した医療職として認知されており、専門家として自由に意見を述べることができる」と思っていました。
しかし、現状は違っていました。
薬剤師は何をするにも「医師の許可」が必要なのです。
医療は医師を頂点とするピラミッド構造です。指示がトップダウンで降りてきて、看護師、薬剤師といったコメディカルが動きます。
「ジェネリック医薬品への変更」「一包化」「粉砕」など、薬学的専門性が必要な仕事でさえ、医師の許可を取らなければなりません。
弁護士、建築家、パティシエ・・・専門職と言われる職業には、自己決定権があります。自分で判断して実行できるからこそ専門職であり、それ相応の責任もあるわけです。
薬剤師免許は6年制大学を卒業し、薬剤師国家試験に合格しなければ取得できません。公的に認められた専門家なのです。
しかし、薬剤師は医師の許可なしで実行できる権利がほとんどありません
薬剤師法 第二十四条
薬剤師は、処方せん中に疑わしい点があるときは、その処方せんを交付した医師、歯科医師又は獣医師に問い合わせて、その疑わしい点を確かめた後でなければ、これによつて調剤してはならない。
上記のように、薬剤師法は「処方内容が疑わしい場合は必ず確認すること」とうたっています。
しかし、これは「確認さえすれば、どんな処方でも調剤してよい」とも解釈できる内容です。
日本では、医師はほぼ自由に薬を処方できます。
唯一ある規制は保険適応くらいで、米国のように明確なガイドラインがあるわけでもありません。
それが、「精神科患者の薬づけ」のような状況を引き起こしている原因とも言えますし、本来、処方に制御をかける役割である薬剤師がほとんど機能してこなかったことが原因であるとも言えます。
1974年に、診療報酬改訂で処方せん料が100円から500円に引き上げられました。これが医薬分業に弾みをつけたため、「医薬分業元年」とも言われています。
国は医薬分業を推進するため、調剤報酬を手厚くしました。その結果が、「調剤薬局の爆発的な増加」です。
総合病院やクリニックに隣接するように建てられた「門前薬局」と言われる調剤薬局の形が主流になりました。
門前薬局の経営のポイントは「いかに立地条件の良い土地を奪えるか」です。
この争奪戦に勝つことができるのは、資本力をもつ調剤薬局チェーン。
集客力のある病院の門前に薬局を建て続けることで、莫大な利益を上げる企業が現れたのです。
しかし、医療財源が厳しくなる中で、「調剤薬局チェーンの儲け過ぎ」に批判が集中するようになりました。
調剤薬局に優しかった国は方針を一転、今度は調剤報酬を引き下げにかかっています。
2016年の調剤報酬改訂では、門前薬局を主体とする薬局チェーンはさらに厳しい経営を強いられることになるでしょう。
もはや薬価差益ではほとんど利益がでません。今まで通り、ただ処方せん調剤を行うだけでは、儲けられなくなっているのです。
医師の処方せん通りに調剤するだけで儲かった時代は、薬剤師は「薬剤師免許証を持っている」ことだけに価値がありました。
薬剤師の経験やスキルはさほど評価されず、「素早く正確に調剤できる」薬剤師なら誰でもよかったわけです。
しかし、2016年の調剤報酬改訂で、薬剤師の仕事は大きく変わるでしょう。
それが「かかりつけ薬剤師指導料」(70点)や「かかりつけ薬剤師包括管理料」(270点)の新設です。
薬剤師の経験や専門性が評価される時代が到来しようとしているのです。
「薬を売ることで稼ぐ」から「薬剤師の技術で稼ぐ」ことへの方向転換――プロフェッショナルな薬剤師が評価され始めています。
国が「薬剤師をもっと使おう」という方針の元、薬剤師の技術にフィーを与え始めました。
しかし、世間は薬剤師をどう見ているでしょうか。
いまだ、「薬剤師は薬を袋に詰める人」ぐらいの認識しかないのではないでしょうか。
薬剤師を薬の専門家として評価し、もっと活用しようという人は少ないのです。
私は薬剤師として働きながら、上記のような「薬剤師の現状」を強く感じてきました。
そして、「薬剤師の仕事をもっと世間に認知させたい」という気持ちは常にありました。
私は「薬剤師の仕事研究室」を、「薬剤師の価値を世間に伝えるためのサイト」にしたいです。
また、薬剤師を目指す学生や、もっと自分を活かせる職場を探している薬剤師さんのために、現場で得たリアルな情報を提供するサイトとしても運営したいと考えています。