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日本病院薬剤師会は、病院や診療所など医療機関に勤務する薬剤師の職能団体です。
全国47都道府県にそれぞれの病院薬剤師会があり、会員数は約3万7000名です。
病院薬剤師は通常、勤務先の医療機関が属する病院薬剤師会に所属しています(例:愛知県であれば愛知県病院薬剤師会)。
年会費は必要ですが、病院が何割か負担してくれるところもあります。
日本病院薬剤師会は、病院薬剤師の専門分野である臨床薬学や、病院薬局業務の進歩発展を図ることを目的としています。
数十年前までは、ほとんどの病院薬剤師は病院内薬局にこもり、処方箋調剤をするだけの存在でした。
しかし、医療技術の発展、ジェネリック医薬品の普及、EBMにもとづいた診断、治療の推進などに伴い、医師や看護師に求められる業務は複雑化し、薬剤師に課せられる責任も大きくなっています。
特に薬物治療に関わる負担は大きいです。市場にあふれる約1万8000種類もの医薬品を管理し、最適な薬物治療を行っていくことは、専門的な知識と経験を必要とします。
また、患者の権利意識の高まりに伴い医療訴訟の件数が全国的に増大している中にあって、「医薬品の適正使用」は非常に重要な課題です。
そういった理由から、薬剤師に求められる役割も大きく変わっています。
いわゆる処方せん調剤、在庫の管理などの「モノ」を中心とした病院薬剤師業務から、服薬指導、カンファレンス、処方提案など「ヒト」を対象とした病棟業務が重視されるようになりました。
それは、平成26年度の診療報酬改定にも表れています。
厳しい医療財源の中でも、病棟薬剤業務実施加算は継続となり、「がん薬剤師管理指導」では専門薬剤師の業務が評価される結果となりました。
医療システムの中で病院薬剤師の重要性が高まっています。
薬剤師がチーム医療の中での薬物療法に責任を持ち、「薬の適正使用」を通じて治療効果の向上と安全確保の要となることを、日本病院薬剤師会は目指しています。
病院薬剤師会のホームページには、全国の医療施設から情報が集まってきます。
実務に有用なものもあるので、一度チェックしてみましょう。
日本病院薬剤師会編集、監修のもと、多くの書籍が出版されています。
「例」
病棟業務に熟知した実務家が作成したものなので、詳しく書かれており信頼できます。
また、病院薬剤師会の会員になると、毎月「日本病院薬剤師会雑誌」が送られてきます。病棟薬剤師業務に関わる情報や論文が掲載され、最新の知識を学ぶことができます。
認定薬剤師、専門薬剤師の情報は、日本病院薬剤師のホームページで得ることができます。
各種専門薬剤師の申請条件、更新条件が書かれた資料がアップされています。
自宅の近くで病院薬剤師の職を探している方は、その地域の病院薬剤師会のホームページをチェックしてみましょう。最新の求人情報を見ることができます。
各種、学会の開催日と開催地がチェックできます。
病院薬剤師会のホームページは情報交換の場でもあります。都道府県にある病院薬剤師会の間で、使えるソフトや資料がやりとりされています。
例えば
など、実務で使えそうなものがあります。
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