病院薬剤師に向いている人

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病院薬剤師に向いている人

病院薬剤師に向いている人

 

「どんな仕事でも3年は続けるべきだ」という意見があります。

 

「すぐに辞めてはいけない」という先人からの教えではありますが、やはり仕事には相性があります。
自分と肌が合う仕事をしたほうが打ち込めるし、能力も伸びるはずなのです。

 

薬剤師業界にもそれは言えます。

 

私の経験や優秀な同僚を見ていて感じた、「病院薬剤師に向いている人」について紹介します。

 

(1)処方せん医薬品だけを勉強したい

医薬品

 

病院はドラッグストアや調剤薬局のようにOTC医薬品や生活用品を扱いません。

 

よって処方せん医薬品をメインに扱うことになります。

 

病院が採用している医薬品数は、規模により違ってきますが、総合病院は1000〜1500種類専門病院で600〜800種類といったところでしょうか。

 

基本的には採用医薬品だけを把握していればよいので、カバーする範囲は狭くなります。

 

しかし、個々の医薬品について、相互作用や薬物動態など深い知識が求められます。

 

また、毒薬、劇薬の特殊な薬、輸液、注射剤など病院でしか扱っていない薬剤もあります。

 

(2)専門薬剤師に興味がある

専門薬剤師

 

現在、専門薬剤師として認定されているのは、「がん専門薬剤師」「感染制御専門薬剤師」「精神科専門薬剤師」「妊娠・授乳婦専門薬剤師」「HIV感染症専門薬剤師」などがあり、他にも専門薬剤師の名称を使ってないものの、各種の認定薬剤師制度があります。

 

認定薬剤師は専門薬剤師への通過点というイメージがわかりやすいでしょう。

 

認定薬剤師は薬局薬剤師でも取得できるものも多いですが、専門薬剤師は取得条件がかなり厳しいです。
とくに上記の5領域は、病院薬剤師であることが必須で、しかも研究力のある総合病院が望ましいです。

 

中小病院など人員不足やもともと環境が整ってなかったりで、取得には非常に努力しなければなりません。

 

専門薬剤師に興味のある人は、病院へ就職すべきです。

 

(3)他の医療従事者と仕事がしたい

医療スタッフ

 

病院薬剤師は、医師や看護師など医療従事者と接することが多くなります。カンファレンスや感染対策委員会などでは、意見を交換しあい共同して仕事をしていきます。

 

医師や看護師から薬についての質問を受けることも多く、時には論文に当たらないと解決できないものもあります。
他職種からの要望に答えることは、「薬剤師に求められていることは何か」と気付くきっかけにもなります。苦労もありますが、深い知識を得られる面白みもあります。

 

病院には医師、看護師以外にも様々な職種があります。
臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、栄養士、ソーシャルワーカー、医療事務、総務……
いろんな人がいて医療が回っていることを実感します。
専門職はそれぞれの立場や事情で仕事を進めています。チーム医療に貢献するには、相手の立場を尊重した姿勢が求められます

 

同僚として他の医療従事者に接することができるのは、病院薬剤師ならではではないでしょうか。
また、他職種の仕事を知ることで、医療を多面的に見ることができるようになります。

 

(4)学術的な知識に興味がある

ベンゼン

 

病院内の薬局は、総合病院の門前薬局などと比べると、採用品が比較的少ないです。単科の病院ならさらに少なくなるでしょう。

 

しかし、相互作用や薬物動態、化学構造式など、薬について深い知識を求められることがあります。

 

また、薬物療法を理解するためには、疾患の知識が必須です。医師や看護師など他の医療従事者とのコミュニケーションに欠かせないものでもあります。

 

医師からの質問に答えたりカンファレンスのために、インタビューフォームや学術論文まで目を通すこともあります。こういった仕事を通じて、学術的な知識を得ることができます。

 

薬理学が好きだったり、生理学や病理学を学んでいきたい人は、病院薬剤師をお勧めします。

 

(5)人とのコミュニケーションが苦手でもなんとかなる

コミュニケーション

 

ドラッグストアや調剤薬局と比べて、病院はそれほどビジネスマナーを求められません。服装や髪型に規定がないところも多いかと思います。

 

個人的には、病院こそビジネスマナーが必要だと思っているのですが、そもそも病院には「患者さんはお客様」という考え方が少ないです。
私の先輩は「医療は完全なサービス業ではないよ。7割は税金でまなかっているんだから」と言っていました。

 

しかし、患者さんを不快にさせないように、最低限のマナーは必要です。

 

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