病院薬剤師のマナーが悪い理由

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病院薬剤師のマナーが悪い理由

 

調剤薬局やドラッグストアの薬剤師と比べて、病院薬剤師のマナーは劣ります。

 

これは紛れも無い事実です。

 

私は上記のすべての職場で勤務経験がありますが、電話で疑義照会する時など、病院薬剤部の対応の悪さに驚いたことが何度もあります。

 

 

m3キャリア(転職エージェント)に、薬剤師が意見交換する掲示板がありますが、そこをのぞいてみれば、病院薬剤師のマナーを批判する意見があるわあるわ……。

 

残念ですが、事実ですからしかたありません。

 

マナーの悪い病院薬剤師

 

電話対応が悪い

 

病院へ疑義照会するとき、まず薬剤部につながることが多いです。
しかし、病院薬剤師の電話対応は、良いというケースは少ないです。

 

まず話し方がぞんざいです。
相手を敬ったり、自分の意思を上手く伝えようという努力がありません。
敬語が下手で、友達に話すような話し方をする人もいました。そもそも、「敬語を使おう」という意図がないのかもしれません。

 

また、声が小さくて全然聞き取れない場合もあります。

 

患者に怒る

 

服薬指導のときなど、服薬方法をきちんと守れない患者に怒る薬剤師もいます。

 

その結果、糖尿病や高脂血症の数値が上がったりすると「真剣さが足らないからだ」「なぜきちんと飲めないの?」などと、患者を責めるような口調になる人もいます。

 

患者にタメ口

 

患者との関係が良好になってくると、タメ口を使いだす薬剤師もいます。
まるで友達のように患者に接するのです。

 

彼らは親愛の情を表しているつもりですが、患者さんは不快に思うことも多いです。高齢者なら尚更でしょう。年長者には敬意を持つべきです。

 

 

なぜ病院薬剤師のマナーは低くなるのか

 

もちろん病院薬剤師には、きちんとしたマナーができる人は大勢います。

 

しかし調剤やドラッグストアなど地域に開かれた場所で働いている薬剤師と比べると、やはり病院薬剤師のマナーは問題のある場合が多いです。

 

なぜでしょうか?

 

ビジネスマナーを教えられてない

 

特に大手の調剤薬局やドラッグストアは、新入社員に徹底的にビジネスマナーを教え込みます。

 

時にはマナーの専門家を呼んで、状況に応じた話し方からお辞儀の角度、笑顔の作り方まで、定形表現を何度も反復練習で覚えさせます。

 

調剤薬局やドラッグストアは、商品や価格でさほど差別化できない業界なのです。
そこで企業の優劣を決める大きな要因になるのは「接遇」です。
「いかに患者に好印象を与えるか」が再来店の有無に関わるので、ビジネスマナーは必須といえます。

 

しかし、病院薬剤師には「患者をもてなす」という発想がそもそもありません。
「医療者と患者は対等である」と考える病院長は多いので、「ビジネスマナーが大切だ」という考えがないのです。
当然、新卒時にマナーを徹底的に教え込まれる機会もなく、先輩にも注意されることがないので(そもそも先輩もマナーを意識してない)、マナーが改善されません。

 

プライドが高い人が多い

 

病院薬剤師ってプライド高い人多くないですか?
これは偏見でしょうか。いや、そう感じている薬剤師は多いと思います。

 

彼らは自分の知識に自信とプライドを持っています。そして、患者に接するとき「教えてやっている」という態度を示すのです。
まったくの勘違いなのですが、本人はそれに気付かないし、周りから注意されることもありません。

 

古い習慣を良しとする組織である

 

病院は古い慣習を大事にすることが多いです。
例えば「年功序列」や「定期昇給」など、グローバリズムの中で失われてしまった制度を、日本人の美徳のように考えています。

 

つまり「新しい制度や考えを導入することが難しい組織」であると言えます。
それは今まで手厚い診療報酬制度の元、甘い経営が許されてきたからかもしれません。

 

しかし、現在は国民医療費の高騰のため診療報酬は減らされ、病院の経営環境は厳しくなる一方です。経営破綻する病院も増えています。

 

今や「患者が病院を選ぶ」時代となっています。
そのために必須となる「接遇」に取り組まないと、病院も生き残ることができない時代になるでしょう。


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