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サンキュードラッグはどんな会社?
サンキュードラッグというと、九州にお住まいの方であれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
北九州市・下関市に調剤薬局、ドラッグストア調剤併設店を展開。都心部から少し離れた住宅街地域に店舗を構え、地域医療に貢献している企業です。
私は以前、薬剤師としてサンキュードラッグに勤務していました。そこでの経験談をお伝えしたいと思います。
転職を考えている方の参考になればと思い、記事を書かせていただきました。
サンキュードラッグ
福岡県北九州市を本社とするドラッグストアチェーン。
2018年3月末時点で、ドラッグストア42店舗(うち調剤併設25店舗)、調剤薬局31店舗。社員360名。
薬剤師の業務として、調剤・監査・服薬指導・薬歴記入・薬の在庫整理・薬局用医薬品や一般用医薬品の販売・処方箋入力など、一般の調剤薬局で行っているような業務を行います。
サンキュードラッグでは調剤併設型のドラッグストアがどんどん増えています。そういった店舗では登録販売者からの質問に答えたり、患者さんのQOL向上のためドラッグストアの商品をお勧めする仕事もあります。
また、ドラッグストアの商品の販促キャンペーンを薬剤師も手伝うなど幅広い業務を行い、幅広い知識を得ることができます。
他には薬剤師活動といい、薬剤師が血糖値・cho値の測定(患者さん自身に血液を針で少量採ってもらう)や、肺年齢を測定し、アドバイスを行うことで相談薬局としての活動も業務の一環となっております。
在宅業務も積極的に行っています。、医師の往診に同行し、時には医師の専門外の薬についてアドバイスも行います。比較的社歴の短い社員でも仕事の熟練度により、在宅業務をやらせてもらえる場合があります。
主に調剤薬局として働く薬剤師としては下記の3つが印象的でした。
医師の施設入居者に対する往診に薬剤師が継続的に同行することによって、患者さんの病状の経過観察を行い、薬学的な専門家として医師に提案を行うことで、治療をより効果的なものとします。
施設と薬局の距離が近いため、薬剤師が何度も施設に赴き、患者さんの病状を継続的に確認することができます。
それにより、施設に交代で往診に来ている複数の先生方への患者の病状・治療方針を報告することにより情報共有を行えます。
他にも、往診に来られている先生が専門外の薬や有害事象に当たった時は、薬剤師が処方や治療方針の提案を行うこともあります。
一つの科に縛られず、幅広い分野の病態学・薬について知識がある薬剤師ならではのサポートを行います。
患者様が持ってきた全ての処方箋に対応するため、不足薬が発生したときは店舗間同士でお薬を引き渡すことが可能です。
サンキュードラッグの調剤薬局は北九州市と下関市にしか存在していません。この狭い地域で沢山の店舗を展開しており、高密度な店舗展開となっております。
この地域を8エリアに分けて、エリアごとに薬の配送者を一人雇い、ある店舗に不足薬が発生したときは不足薬を在庫している別の店舗がお薬を配送者に運んでもらうことで他店に引き渡しています。
店舗間同士で距離が近いため、配送にかかる時間も少なく、エリア内ならすぐに薬が手に入る場合があります。
上記の配送システムにより、店舗で使わなくなった薬を使用患者のいる他の店舗に引き渡すことで薬の廃棄金額削減にも努めています。
それ以外にも、医薬品卸が急な配達によってかかる負担を極力なくすことで薬を仕入れる時の値段の引き下げなどの交渉にも役に立っています。
サンキュードラッグは「自分のやりたいこと」を積極的にアピールすれば、周りが自分のやりたいことに対して積極的にバックアップ・サポートを行ってくれるような会社です。
社歴は関係ありません。新入社員からベテラン社員まで、誰でも平等にチャンスが与えらえる会社です。
サンキュードラッグは「開拓精神」のある人向けの会社だと思います。
基本的に社歴に関係なく上司との距離が近いです。個人的な悩み・店舗の問題に関わらず、上司が部下の相談を積極的に受けるような環境があります。
会社が社員一人一人のことを見ていて、比較的自分の意見の通りやすい会社だと働いていて感じました。
サンキュードラッグ内で「社内発表」というものが存在し、自身の取り組みを社員全体に公表する会があります。
そこでどういう取り組みを行ってどんな結果が出たかを公表することによって、社内全体が問題解決に積極的に取り組み、社歴に関係なく自身の意見を聞いてもらえるというシステムが成り立っています。
サンキュードラッグには「アメリカ研修」があります。
を実際にアメリカに赴き、学び、自分たちで考察するような研修もあります。
社歴に関係なく行ける年度もあります。広い視点でこの薬学業界を学んでいくのに最適な研修です。
薬剤師の新入社員で400〜500万円です。
税引き後では、300〜350万円と考えてもいいでしょう。
基本給は12〜14万円で、薬剤師手当が8万円つきます(中途採用の方はもっと多めにもらえる場合もあります)。
普段の月収は平社員・管理薬剤師では変わりないですが、年に2回の査定により昇格があり、その評価により支給されるボーナス額が違ってきます。
大型店舗の薬局長となると、一気に給与の支給額が変わってきます。しかし、管理職になるまでは月給にほとんど差はありません。
他にも社長の気まぐれで、実績を上げた店舗や、全社員への感謝という名目で特別手当が支給されることもあります(1人当たり5万円、店舗全体で3万円などその時の状況によって条件や支給額が変わってきます)。
「社員販売制度」というものがあり、ドラッグストアでお買い物をするときに従業員カードに1000円単位でチャージした電子マネーにより、サンキュードラッグの商品を安く購入できるという制度があります。
薬を購入するとき特に安くなります(OTCのロキソプロフェンは100円ぐらいとかなり安い値段で購入できます)。
他には「育児短時間勤務制度」と言って、育児をされながら働いている従業員に対して時間を決めて働いてもらうという制度があります。
子供が病気で仕事を休むことになっても、その前提として上長が店舗の応援者を確保し人員を揃えて下さるため、育児優先の雇用形態となっております。
似たような雇用形態で「介護短時間勤務制度」というものも存在し、身内の介護優先の雇用形態も存在します。
「有給休暇」のシステムは、最初の1年間勤務して得られる休暇が10日で、翌年以降は1年毎に1日増加します。最大が20日となっておりますが、未使用分は次年度に限り繰越できます。
また、社員全体に「リフレッシュ休暇」というものを授けており、年に1度だけ5日間の長期休暇を得ることができます。社員が働きすぎて身体を壊さないように、就労管理に徹底している会社です。
サンキュードラッグでスキルアップをしたいのであれば、自分のしたいことを周囲にアピールしていくといいでしょう。
勉強会も薬の内容だけでなく、店舗管理やクレーム対応の仕方など幅広い内容の勉強会が開催されていて、幅広いスキルアップが期待できる環境です。
人間関係の面で言うと、サンキュードラッグは全体的に離職率が少なく、社内恋愛で結婚された方も多いため、男女関係なく人間関係のいい環境となっています。中途採用でも新卒でも来る者を拒まない会社です。
もし両親の都合で実家に帰ることがなければ、私はこの会社にずっと居たかったです。社会に出て、こんないい会社が存在するとは思いませんでした。転職を考えている方にもお勧めしたいです。
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