普通の薬剤師が年収1000万円級の高年収を得る方法とは?

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普通の薬剤師が年収1000万円級の高年収を得る方法とは?

薬剤師

 

薬剤師で年収1000万は可能なのか?

 

 

年収1000万。選ばれたビジネスマンしか到達できない一流の称号です。

 

「薬剤師では1000万なんて無理」「500万くらいでそこそこ食べていけたらいいねー」

 

そう思っていませんか?

 

たしかに薬剤師で年収1000万を超えるのは至難のワザです。普通に働いていたらまずムリですね。

 

しかし、限られた条件下である方法を使えば実現できることを知っていますか。

 

この記事では「もっと高い給与がほしい。稼ぎたい」という薬剤師さんに、「どうすれば高い年収を得ることができるのか」についてこっそり解説します。

 

私の体験談もありますので参考にしてみてください。

 

 

年収1000万円は限られた職種だけ?

エリートビジネスマン

 

年収1000万円を超える人は、日本人労働者の何%くらいだと思いますか?

 

なんと5%。100人中たった5人と言われています。

 

これを多いとみるか少ないとみるかはそれぞれですが、選ばれた人しかこの領域に到達できないわけです。

 

では、会社経営者をのぞいて、どういた職種が年収1000万円を超えるのでしょうか。

 

パイロット

平均年収は1200万円。スチュワーデスとも知り合える。

 

医師

高年収で安定の代名詞とも言える医師。
開業医、勤務医で収入が違ってきますが、だいたい1100万円といわれています。

 

テレビ局員

テレビ業界にもさまざまな職種がありますが、プロデューサーなど上にいくほど年収が跳ね上がります。
フジやTBSは平均年収1500万円といわれています。

 

大手総合商社

伊藤忠、丸紅など大手総合商社は、30代で平均年収が1000万を超えます。

 

外資系企業(IT、金融など)

ITならグーグルやマイクロソフトは有名ですね。 
外資系金融企業なら年収5000万や7000万という人も。ほんとかいな……

 

 

普通の薬剤師の平均年収

薬剤師

 

一方、薬剤師の平均年収はどれくらいでしょうか。

 

下図は各業界の薬剤師の平均年収を表しています(※製薬会社・臨床開発は薬剤師国家資格必要なし)。

 

調剤薬局 約400〜650万円
ドラッグストア 約400〜700万円
病院 約300〜600万円
製薬会社 約400〜800万円以上
臨床開発(CRO) 約400〜800万円以上

 

年収1000万プレーヤーを紹介した後だと、薬剤師の悲しみがよく分かりますね……。

 

調剤薬局、ドラッグストア、病院薬剤師として年収1000万円は相当厳しいです。

 

もちろん大手チェーン(マツキヨ、スギ薬局など)で、ブロック長、部長といった数十店舗を統括するレベルの管理職に出世すれば、年収1000万の大台が見えてくるでしょう。

 

しかし、一般の勤務薬剤師ではとても厳しい。

 

可能性があるのは、製薬会社のMRCRAです。

 

高年収の代表職・MR

MRは薬剤師免許を持っている人の割合は少なく、ほとんどが文系出身など薬学と関係ない学部を卒業した人たちです。

 

MRは医師に医薬品を営業するという厳しい仕事であり営業成績が問われますが、結果を出せば高い報酬を得ることができます。

 

その年収はテレビ局並。

 

武田エーザイなど大手製薬会社なら、課長職で1500万円近い年収を得ることも期待できるのです。

 

臨床開発のニーズの高まりでCRAの年収がうなぎ登り

また、CROの営業職に当たるCRA(臨床開発モニター)もまた、年収1000万円を目指せる職種です。

 

通常、CRA未経験の場合は年収450万円からスタート。10年で約800万円ほどになると言われています。

 

しかし近年、医薬品の臨床開発のニーズが高まり国際競争が激化する中で、スキルの高いCRAの需要は高まっています。
経験があれば外資系CROならば30歳過ぎで年収1000万円も可能です。

 

関連記事CRAの年収はどうしたら上がるのか?CRA経験者が解説

 

しかし、薬剤師の高収入求人というものがある

 

では、一般薬剤師では年収1000万円を得ることはできないのでしょうか。

 

そうでもありません。

 

日本は広く、まだまだ薬剤師を必要としている企業があります。

 

そういった企業の需要と供給のタイミングがマッチすれば、調剤薬局の薬剤師でも年収1000万近い報酬を得ることができるのです。

 

例えば、私が登録している「ファルマスタッフ」のメルマガには、

 

「正社員求人 年収800万〜1000万円。交通費、住宅手当負担あり」
「派遣薬剤師求人 時給4000円×住居付き」

 

など高収入の求人が多数掲載されています。

 

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推定年収に換算すると840万円。さらに住宅補助なども入れれば年収1000万円も不可能ではありません。

 

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「薬剤師は過剰になる!」と叫ばれ始めた今でも、高年収で薬剤師を募集している企業はたくさんあるのです。

 

 

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なぜ今、薬剤師の高収入の求人が増えているのか

薬剤師

 

では、なぜ今、薬剤師の高収入の求人が増えているのでしょうか。

 

それは「薬剤師が不足しているから」です。

 

2003年以降、薬科大学の新設ラッシュによって薬学部は46校から70校以上(2014年)に急増しました。

 

これを受けて「薬剤師は過剰になる!就職できない薬剤師が増え、企業は給料を下げるだろう」と「薬剤師過剰論」が叫ばれはじめたのです。

 

しかし、結果は過剰どころか、かなり不足しています。地方では薬剤師不足が深刻で、薬局が営業できなくなるほどです。

 

その原因は「薬学部6年制にともなう国家試験の難化」です。

 

2009年までは75%を超える合格率を維持していたのが、2014年60.8%、2015年62.17%と著しく低下しています。

 

この難化の原因は「薬剤師の質を高めるため」という名目で言われていますが、実際は「薬剤師の人数を抑えるため」とも考えられます。歯科医師や弁護士の二の舞いを避けるためですね。

 

どこの企業も薬剤師が不足している。大手はもちろん、地方の小さな薬局では薬剤師不足が深刻です。経営が成り立たないほど困っている企業もあるわけです。

 

そのため、高い報酬と住宅手当などを出しても、薬剤師を求めているのです。

 

追記(2018.4.1)

2016年の合格者数は11488人と7年ぶりに1万人を超えたものの、2017年は9479人と大きく減少しました。

 

さらに2018月、第103回薬剤師国家試験の合格者数は9584人。合格率は70.58%。今回も難しめの試験だったようです。

 

薬剤師不足解消はまだまだ先になりそうです。

 

 

薬剤師の年収が急激に跳ね上がる条件とは

収入アップ

 

それでは、薬剤師の年収が跳ね上がる条件を具体的に説明します。

 

それは、

 

  1. より地方(僻地)で
  2. 薬剤師の確保が難しい場所で(薬科大学がないなど)
  3. 店舗が3店舗以下であり
  4. 薬剤師の離職や新店舗立ち上げで、薬剤師の確保が急務であり
  5. 管理薬剤師を募集している

 

こういった条件に合致するほど、年収は跳ね上がります。

 

結局、薬剤師の年収の相場って経営者との綱引きなんですよね。

 

薬剤師は高年収が欲しい。経営者はなるべく安く使いたい。

 

両者の要求のバランスがとれたところで、薬剤師の年収が決まります。

 

そして、現在は「薬剤師不足」という大きなアドバンテージがあるので、薬剤師は高額年収を得ることができるのです。

 

高収入求人は過酷?

 

しかし、あまりにも高収入の求人だと「怪しい・・・」と疑ってしまうのが人間というもの。

 

「めちゃくちゃ過酷な職場では?」「人間関係が最悪ですぐに薬剤師が辞めてしまうのかも」と不安になりますよね。

 

確かに、年収が1000万円近いような求人はそれなりの事情があることが多いです。

 

かなり忙しい現場である

まずは、上記したように「薬剤師がかなり不足している」ということ。

 

破格の年収を提示しなければならないほど切羽詰まっている、というわけです。当然、かなり忙しい現場であることは予想できます。

 

ど田舎薬局

また、勤務地もかなりの田舎である場合が多いです。
特に薬科大学がない地方は深刻な薬剤師不足に悩んでいるため、高い給料で薬剤師を募集するしかないわけです。

 

「コンビニまで車で30分」なんてところもあるかもしれません。

 

キャリア形成には向かない

高収入求人の一番のデメリットはこれかもしれません。

 

一般的に高収入の求人は、雇用期間の決まった契約社員である場合が多いです。
「契約期間は1年間。報酬800万円」とかですね。

 

こういった場合、会社側は薬剤師を育てる気はありません
それは、「育てても1年で辞めてしまうから」です。会社側も「激務を乗り切るための即戦力」として期待しているだけで、「会社の将来を担ってくれる」とは期待していないわけです。

 

そのため高収入求人は、「新人薬剤師でキャリアを積みたい人」には向かないでしょう。

 

あくまで、「短期間でたくさん稼ぎたい」薬剤師さん向けですね。

 

私は時給4000円で働いてました

ただ私の経験からして、高年収求人の仕事はそれほど特殊ではありません。

 

実は、私は時給4000円で働いていました

 

海外生活から帰国した私は、底を尽きそうな預金と薬剤師としての勘を取り戻すため、短期で働ける場所を探していました。

 

そして、どうせなら「高収入の求人を探してやろう」と思っていたのです。

 

私が最終的に利用した転職サイトはマイナビ薬剤師で、いろいろと交渉してもらった結果、時給4000円を実現しました。 (→詳細はサイト管理人の転職体験記をご覧ください)

 

住宅補助や光熱費、交通費などすべて会社負担で、残業もあったため、1年働いて約900万円の収入を得たことになります。

 

いやーバブルでした(笑)

 

ただ、仕事内容は、いたって普通でした。
確かに仕事量は多いですが、内容は簡単な調剤と服薬指導のみのルーチンワークがほとんどでした。正直退屈でしたね。

 

これは、私が短期契約の社員だったためです。
正社員ではなかったため、会社側も育てようという気はありません。
「とにかく即戦力として、できる仕事をやってほしい」がホンネだったでしょう。

 

また、場所はそれほど田舎ではないところでした。普通に吉野家や、TSUTAYAなどチェーン店がある地方都市でしたよ。

 

特に薬剤師が不足している山陰地方(島根、鳥取など)、北海道、九州などなら、年収1000万円は十分ありえるでしょう。

 

転職サイトを利用して年収を1000万円に近づける方法

コンサルタント

 

ただ、高収入求人は特殊であり、ハロワやフリーペーパーの求人欄などには出てきません。

 

当たり前ですが、転職サイトは利用すべきです。

 

転職サイトは人材紹介会社が運営しているウェブサービス。薬剤師さんが転職サイトに登録すると、専属の転職コンサルタントがつきます。

 

彼らは「業界の情報提供」「求人の紹介」「履歴書の作成」「面接日の調整」「年収交渉」など、転職活動で難しい部分をサポートしてくれます。

 

しかも、転職サイトの利用は完全に無料です。
なぜ無料なのかというと、人材紹介会社は薬剤師を紹介した会社から報酬を受け取るシステムだからです。
つまり、薬剤師さんが転職しないと収入にならないわけで、それは一生懸命支援してくれますよ。

 

直接企業に連絡する方法もありますが、とくに年収交渉は転職コンサルタント任せたほうがいいです。

 

日本人は「給料のことを主張するのは恥ずかしい」と思っている人が多いので、なかなか強気に出られません。
その点、転職コンサルタントはプロなので、あなたの希望年収に近づけるべく粘り強く交渉してくれます。

 

実際、転職サイトを使うと年収上がりますからね。使わないのは損ですよ。

 

転職サイトに複数登録

大手の転職サイトは登録しておくべきです。

 

薬剤師の転職サイトとしては、ファルマスタッフマイナビ薬剤師、などがあります。

 

複数登録する理由は、それぞれ扱う業界の強みがあるからです。

 

また、人材紹介会社を競争させることで、年収をアップできる可能性が高くなります。

 

 

転職コンサルタントから業界情報・求人情報を得る

転職サイトに登録すると、すぐに転職コンサルタントから連絡があります。

 

まずは、あなたの気になる業界について聞いてみて下さい。
最新の情報を教えてくれるので、思い描いていたイメージとのギャップを知ることができます。

 

また、その場でいくつかの求人を紹介してくれるケースもあります。
私の場合は、薬キャリAGENTに登録したその日に10件の求人情報を貰いました。

 

メールで情報を得る

転職サイトに登録すると、定期的にメルマガが送られてきます。

 

内容は薬剤師のスキルアップに役立つものだったり、求人情報だったりします。

 

メールで送られてくる求人を多数眺めていると、業務内容、業務地と年収の相場も感覚的に分かってきます。年収交渉するときには知識がいるので、やはり最初はたくさんの求人をみておいたほうがいいです。

 

担当の転職コンサルタントに交渉してもらう

コンサルタント

 

転職コンサルタントには、自分の要望や不安に思うことをすべて伝えましょう。彼らはプロなので薬剤師業界に詳しく、インターネットでは検索できないような情報をくれたりします。

 

また、転職コンサルタントとの相性は大事なので、複数登録しておいて、最終的に一番合う転職コンサルタントに任せるのが理想です。

 

具体的に求人を絞りこんだら、転職コンサルタントに年収交渉を行ってもらいましょう。

 

 

薬剤師バブルは続くのか

こんなに優遇されている薬剤師ですが、今後どうなるのでしょうか。

 

私は、やはり「薬剤師の待遇は悪くなる」と考えています。
なぜなら、将来、薬剤師は過剰になる可能性が高いからです。

 

薬科大学が倍増したことと、不況から安定職である薬学部を目指す人が増えていること、医療財源の圧迫にともなう調剤報酬の減少からみて、薬剤師の働く環境は厳しくなると思います。

 

先に説明したように、薬剤師の給料は結局、「需要と供給のバランス」で決まります。

 

将来的に薬剤師が増えれば、経営者は高い給料で薬剤師を呼び寄せる必要がなくなります。ちょっと安くても働きたい人はいくらでもいるからですね。

 

薬局の経営コストを最も圧迫しているのは人件費ですから、経営者は常に「薬剤師の給料下げたい」と思っていますよ。
そこに薬剤師が簡単に採用できる環境が整ったら、経営者はどうするでしょうか?

 

わざわざ薬剤師に高い給料を払い続けるでしょうか?

 

そう考えると、高収入求人は今がピークでしょう。

 

海外留学したい、とか、奨学金を返済したいなど事情のある人は、今動くべきですよ。

 

独身でしがらみが無いなら(笑)、どんな働き方もできます。
10年経ったら「時給4,000円〜」なんていう破格の求人は都市伝説になっているかもしれません。

 

それが10年後なのか5年後なのかは分かりませんが、法改正、AIなどテクノロジーの進化で突然、薬剤師の需給が一転することは十分ありえると思います。

 

だからこそ、本気で稼ぎたいならチャンスがあるうちに挑戦すべきです。

 

叶えたい目標があるなら、まずは1歩を踏み出してみましょう。

 

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