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調剤薬局は、1980年代〜90年代にかけて急激に発展したビジネスです。
2011年の時点で、調剤薬局は日本に53000件あるといわれています。
全薬剤師に占める薬局薬剤師(ドラッグストア内の薬局も含む)の割合は52%(2010年)であることから、調剤薬局薬剤師は最もメジャーな働き方と言えるでしょう。
ここでは調剤薬局の薬剤師として働くメリットを紹介します。
調剤薬局薬剤師の最大のメリットは、先発品からジェネリックまで多種多様な医薬品を扱えることです。
総合病院の門前薬局なら、1500品目以上を扱う薬局もあります。
処方せんを面で受ける薬局なら100以上の医療機関から処方せんを受ける店舗もあり、ほぼすべての疾患をカバーすえる医薬品を学ぶことができます。
ただし、整形外科や皮膚科、精神科など単科の病院の門前薬局だと、在庫数は少なくなります。だいたい、500〜800品目ほどになるでしょう。
院外処方が増え、外来患者は調剤薬局に処方せんを持ち込むことが増えました。
外来患者は比較的軽症な人なので、使われる薬剤もスタンダードなものが多いです。
調剤薬局薬剤師は、メジャーな疾患で使われる基本的な薬を多く学ぶことができます。
市民病院などの医師は多忙なので、患者に病気や薬についてほとんど説明しないことも多いです。
患者も医師には聞きにくいので、調剤薬局の薬剤師に医師に聞けなかったことを聞いてきます。その内容は病気や薬だけでなく、食事療法や運動療法、健康食品などさまざまです。調剤薬局薬剤師は、そうした患者の要望に答え、生活全般を踏まえた服薬指導をしなければなりません。
幅広い知識と経験が必要ですが、医療に貢献している充実感を感じることができます。
調剤薬局は基本的には、隣接する病院の営業時間と同じです。
開業医であれば8:30〜19:00という勤務が通常でしょう。
調剤薬局も24時間営業をすべきだ、という意見もありますが、そのような企業はまだ少数です。
ゴールデンウイークやお盆、正月などは休業する開業医が多いので、薬剤師も長期休暇をとることができます。
夜勤のある病院薬剤師や勤務時間の長いドラッグストア薬剤師と比べて、規則的な生活を送れる場合が多いです。
超高齢化により在宅医療の重要性が叫ばれる中、薬剤師として一番貢献できるのは調剤薬局薬剤師だと思います。事実、多くの企業が在宅に進出しようと設備投資を行っています。
医師の往診について行って服薬指導をしたり、クリーンベンチを設置して抗がん剤の調剤を行う調剤薬局も増えています。
現在は薬剤師不足と採算の問題で在宅医療に進出できない企業は多いですが、将来確実に需要は上がるはずです。
調剤薬局は薬剤師確保のため、様々な勤務形態を認めています。
契約社員として年俸制で働いたり、パートとして1日5時間だけ働くこともできます。
薬剤師免許は持っているけど調剤業務の経験がない人や、出産で退職し長く現場から離れていた人には、働きやすい環境と言えます。
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