これはツライ。。MRの仕事のデメリット

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これはツライ。。MRの仕事のデメリット

辛いMRの仕事

 

MRは製薬会社の花形ですが、苦労も多い職種です。

 

営業職である以上、個人の適性による場合もありますが、気苦労が絶えない仕事と聞きます。高い報酬の代償といえるかもしれません。

 

ここでは、MRの現実を説明します。

 

結果を求められる仕事である

結果

 

MRは営業職なので、営業成績を求められます。
高い業績を出すことができればやりがいがありますが、目標に届かないと辛い仕事です。

 

例えばある大手製薬会社では、6か月ごとに成果が求められ、目標に届かないと減給されたり転勤させられるそうです。

 

また、MRの売る商品が医薬品である以上、他社製品の動向、疾患の季節性など外部環境に左右されることが多いです。個人の能力でどうにもならない問題ですが、それも自らの責任にされることもあり、厳しい業界です。

 

医師相手の仕事である

医師

 

特に50代以上のベテラン医師は、プライドが高く気難しい人が結構います。

 

医師は、新卒から先生と呼ばれ、頭を下げることを求められない仕事です。つまり、世間と比べて非常に特殊な環境で生きてきた人種なのです。

 

MRは、そういった人種を相手にする仕事なので、気苦労が絶えません。

 

また、医師は多忙なので、わずかな隙間時間を狙って面会を申し込まなければなりません。対応がまずかったり、医師の機嫌を損ねれば、罵倒されることもあります。とても大変な仕事なのです。

 

また、医薬品は他の商品と比べて販路が限られています
例えば化粧品や洗剤などなら、スーパーやドラッグストアに置いたり、ウェブサイトで販売することが可能です。

 

しかし、処方せん医薬品は、医師が処方をしないと売上になりません。他に販売方法がないことから、医師との間に絶対的な上下関係ができてしまいます。つまり、処方せん医薬品を営業するMRは非常に弱い立場になりえるのです。

 

患者の思いを知ることが難しい

患者

 

MRのメインの顧客は医師であるため、患者の思いを知ることが難しいという意見もあります。

 

患者の医療に貢献できると思ってMRになったのに、気がつけば売上だけにとらわれていた、という人も多いです。

 

業界としての規制が厳しくなった

規制

 

MRがプロパーと呼ばれた時代は、MRが医薬品価格の決定権を持ち、処方権を持つ医師などに様々なサービスを提供することができました。

 

高級クラブで接待をしたり、ゴルフに付き合うなど、製薬会社の有り余る資金を投入して医師の好感を得ようとしたわけです。

 

しかし、1997年にMR認定試験が導入されて以来、過剰な接待などに対する規制が厳しくなりました。
それに伴い、営業活動の方法も本社主導が増えて、個人の裁量権が減ったといわれます。

 

つまり、結果を求められるMRにとって、ある意味ではやり辛い時代となったわけです。

 

医師や薬剤師にペコペコしなくてはならない

医師を待つ薬剤師

 

MRは薬物治療のパートナーとして、医師や薬剤師に情報を提供する重要な職務です。

 

しかし、それは表向きであり、実際は自社製品の営業マンとして、いかに売上を上げるかを最優先に行動しなければなりません。

 

薬剤師免許を持っていても、担当病院を訪問すれば、医療事務に頭を下げ、薬剤師におべっかを使い、医師に最敬礼で挨拶しなければなりません。

 

また、医師は多忙で面会時間を数分しかとれないことが多いため、待ち時間を長くとられます。診察室前に各社のMRがずらっと、まるで芸能人の出待ちのように並んでいる姿は、総合病院では珍しくありません。

 

それが営業マンの仕事なので当然と言えば当然ですが、プライドの高すぎる人には難しい職務です。

 

病気が流行るのを期待し始める

 

MRの仕事は自社製品の営業ですから、担当している医薬品の対象患者が増えないことには、売上はあがりません。

 

厳しいノルマもあり、だんだんインフルエンザの流行や花粉の飛散量の増加を期待し始めることがあるそうです。

 

患者さんのための仕事をしたいと大志を抱いていたのが、病人の増加を望むようになるとは悲しくもなりますが、売上を上げるためには仕方ありません。

 

 

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