ドラッグストア薬剤師の本当のやりがいとは?

ドラッグストア薬剤師のやりがい

働いて分かった、ドラッグストア薬剤師の本当のやりがい

 

調剤薬局や病院とは仕事内容が大きく異なるドラッグストア。調剤だけでなく、OTC医薬品やその他の化粧品、日用品などにも触れられるため、薬剤師の職場としては少し変わっていると言えます。

 

そんなちょっと変わった職場であるドラッグストアに、病院から転職される方が意外と多いのをご存知でしょうか。

 

病院では経験できないたくさんの「やりがい」がドラッグストアにはあります。ここでは、そんなドラッグストアならではのやりがいを実際の経験に基づいて4つご紹介。ドラッグストアの魅力をお伝えしていきます。

 

薬剤師・Mさんの経歴

新卒でマツモトキヨシに入社。

 

関東でも有数の超繁忙店でOTC薬剤師としてのキャリアを積む。

「ありがとう」の言葉がもらえた時

感謝を伝える言葉「ありがとう」を最もたくさん貰える職場はドラッグストアだと思っています。病院、調剤薬局、ドラッグストアのすべての職場でお仕事をしたことがありますが、間違いなくドラッグストアが一番感謝の言葉を貰えます。

 

「親切にありがとう」
「おかげさまで元気になりました。ありがとうございます」
「相談に乗ってくれてありがとうね」

 

このようにあらゆる場面で、ありがとうと言ってもらえるのです。

 

私が初めてドラッグストアで働き始めた日に「こんなに感謝されるお仕事ってあるんだ!」と驚いたほどに「ありがとう」という言葉がドラッグストアには溢れています。

 

病院や調剤薬局は、どちらかというと薬剤師である自分が相手に対して積極的に情報を伝えていく職場。

 

一方でドラッグストアは、どちらかと言うと相手から薬剤師やスタッフに質問をぶつけられる職場。知りたいこと、分からないことを相手から質問してくれるので、こちらも的確な答えを提供しやすいのです。そのため、他の職場と比べるとありがとうと言われやすいのだと思います。

 

私がドラッグストアで働いていて一番嬉しかったありがとうは、よくお薬を買いに来られる方に言われたこの言葉です。

 

「いつも話し相手になってくれてありがとうね。あなたから買うお薬を飲むととても元気になるよ」

 

この言葉をもらったとき、ドラッグストアで働いていて本当に良かったと思いました。

 

実際は、同じお薬なら誰から買っても効果はもちろん同じ。でも、この方からするとそうではないのです。

 

お薬という商品に、私にしかできない付加価値を添えて販売できたからこそ、このような感謝の言葉を頂けたのだと考えています。

 

このように、ドラッグストアではたくさんのありがとうを貰えます。誰かから感謝されることによって自分の存在意義も明確になりますし、誰かの役に立っているという実感もわくため非常にやりがいを感じやすい職場です。

 

お客様(患者さま)とのコミュニケーションがとれること

患者さんやお客様との距離が近いというのもドラッグストアならではの特徴です。

 

先ほども少し触れたように、ドラッグストアではお客様から私たちへ話しかけてきてくれます。どのお薬がおすすめなのかというものから、お店の近くにどこかカフェはないかというものまで質問の内容はさまざま。それだけ相手との距離が非常に近いという証拠です。

 

病院や調剤薬局の薬剤師は、患者さんからみたら“医療スタッフの一人”です。静かな場所で白衣を着て黙々と仕事をする薬剤師には、なかなか世間話はしづらいでしょう。

 

一方でドラッグストアの薬剤師は“店員さんの一人”として見られることが多いです。ドラッグストアは比較的、活気がある場所というのもあり、お客様も気軽に私たちに声をかけてくれます。

 

もちろん、こちらからお声がけすることも多々あります。

 

「何かお探しですか?」
「お腹の調子でお悩みですか?」

 

と一言、お声をかけることでお客様の相談にいつでも乗れるのは大きなメリットです。

 

病院や調剤薬局だと薬剤師と患者さんの間には常に物理的なしきりがありますが、ドラッグストアではそのようなしきりがあまりありません。そのため、相手からもこちらからも必要に応じていつでもコミュニケーションを取ることができます。

 

給料が高い(調剤、病院などと比べて)

実は、病院からドラッグストアへ転職する薬剤師の多くは「高い年収」に惹かれてやってきます。

 

一般的に病院は薬剤師の職場の中でも年収が低いです。一方でドラッグストアの年収は高いです。病院からドラッグストアへ転職することで、200万円以上も年収が上がったという例も珍しくありません。

 

私自身、ドラッグストアで働き始めてすぐのころには年収500万円を超えていました。友人の中には600万円も貰っている人も。

 

それと比べると病院薬剤師の場合は年収300〜400万円台のところが多いです。同じ薬剤師という資格を使って働いているのにも関わらず、ここまで年収が違うのは驚きです。

 

調剤薬局は病院よりも年収が高いですが、それでもやはりドラッグストアよりは低いところが多く見られます。ドラッグストアは、初任給も高く、さらに仕事の成果や頑張り次第ではもっと昇給していける職場。年収1,000万円超えも夢ではありません。

 

OTC知識を学べる。その知識でお客様の役にたてる。

ドラッグストアだからこそ学べること、それは間違いなくOTC医薬品に関する知識でしょう。

 

調剤併設店であってもOTCの売り場に出ることが多々あります。調剤薬局や病院では医師から発行される処方せんを元にお薬を患者さんに渡しますが、OTC医薬品を買いにこられる方はもちろん処方せんを持っていません。

 

そのため、自分自身で患者さんの状態をヒアリングし、適切なお薬をご紹介する必要性があります。

 

  • どのような症状でお困りなのか
  • どのようなお薬を求めているのか
  • 他に病院から貰ったお薬を飲んでいないか

 

このようなことを患者さんから聞き出して、数あるOTC医薬品の中からいくつか合うものをピックアップ。

 

病院で働いていた経験のある方だと、医療用医薬品の知識が豊富なので、飲み合わせの確認がスムーズにできるのが強みです。病院での勤務経験がある方は、ドラッグストアではかなり有利なのは間違いありません。

 

処方せんという情報がない中で自分だけの判断でお薬を選ばなければならないので、今までの経験がものを言う場面が多くあります。

 

 

慣れるまではどのお薬にどのような成分が入っているのかが分からず、選ぶのに時間がかかってしまいますが、毎日OTC医薬品に触れていくうちに自然と覚えておくので心配する必要は全くありません。

 

OTC医薬品は誰でもいつでも好きなものを買えるのが大きな特徴。そのため、間違ったお薬を選んでしまっているお客様が多いのも現実です。そのような方に「こんなお薬もありますよ、こちらの方が症状を楽にできますよ」とご案内していくことで、お客様の役に立てるのです。

 

お客様の症状に合うものをご提案することで「おかげで元気になりました。ありがとう」と感謝の言葉にも繋がります。

 

薬以外の知識もたくさん吸収できる

ドラッグストアで働くことの醍醐味は、得られる知識が薬だけに特化していないことです。サプリメントや健康食品、日用品、化粧品とあらゆるジャンルの商品に詳しくなれます。

 

お仕事の中で商品に触れていくことで、今まで知らなかった商品とたくさん出会えるのです。

 

さらに、商品知識を付けるための研修も年に何回か行われ、そこでは商品のパッケージを見ているだけでは分からない開発秘話や、商品の魅力をたくさん学べます。

 

私は、ドラッグストアで働き始めてから化粧品に興味を持ち、BC(ビューティーコンサルタント)さんにいろいろと教えてもらいながら実際にたくさんの化粧品を自分自身で試しています。

 

今までは安い化粧品ばかり使っていたのですが、種類によってここまで成分や働きに違いがあるのだということに気が付き、今では化粧品の成分について勉強するまでに。

 

薬以外に、自分が興味のある分野を見つけられる楽しい職場です。おかげで、私は以前よりも肌がきれいと言われる機会が多くなりました。

 

まとめ

新卒でドラッグストアに入る方はあまり多くありません。しかし、転職先としてドラッグストアを選ぶ薬剤師は非常に多くいます。その理由は多くのやりがいにあります。

  • “ありがとう”をたくさん貰える
  • お客様や患者さまとより近い距離でコミュニケーションを取れる
  • 年収が高く、頑張り次第ではさらに上がる可能性がある
  • OTC医薬品の知識を深めることで、お客様や患者さんの役に立てる

ドラッグストアにしかないやりがいは、こんなにも多くあります。頑張りがお給料に反映されるため、早い人はがんがん昇給可能。

 

相手の役に立つことで感謝され、それをバネに精進していくことで年収も上げられる、他とはちょっと変わったとてもやりがいのある職場です。

 

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