薬剤師のリアルな履歴書
現役薬剤師が語る業界の「ホンネ」とは?
薬剤師が、医師や看護師と大きく異なる点は何でしょうか?
その一つに「働く業界の多様性」が挙げられます。
薬剤師の働く業界は本当に幅広いです。
薬剤師免許を活用する業界(ドラッグストア、調剤薬局、病院、医薬品卸)から製薬業界(製薬企業、CRO,、SMOなど)、化学メーカーまで、活躍できる業界は多種多様。
「薬(物質)に関わる」という点は同じでも、所変われば求められる仕事は全く違ってきます。
そのため、就職活動を始める時誰しも考えるのが「自分にはどの業界が合うのかな」ということではないでしょうか。
ネット情報はどうなの?
みんな「自分が興味のある業界の実状」を知りたいと思っています。
しかし、「業界のホンネ」を知る機会はなかなか無いものです。
インターネットでは、大手薬局チェーンや製薬企業のホームページを大量に読むことができますが、そこに書かれている情報は本当に正しいでしょうか。
求人記事には「仕事楽しいです!」と満面の笑みでアピールする社員が掲載されていたりしますが、これが企業の真実でしょうか?
私などは常に疑った目で眺めています。どこの企業も薬剤師を採用するのに必死なので、多少の誇張表現が入るのは当然でしょう。「弱み」を見せることなどありえません。
では、実際に働いている人に話を聞ければベストですが、これも現実にはキビシイです。
先輩や同期にツテがあればいいですが、卒後何年も経過していれば疎遠だったりします。
いざ話を聞こうにも、お互い忙しいあまり気が引けることも…
「薬剤師の仕事」のホントのところはどうなの?
「現場で働いている薬剤師の話を聞きたい!」
これは、転職を繰り返してきた私が常に思っていた事でした。
それをブログでやってしまおうというのがこの企画です。
「薬剤師のリアルな履歴書」では、現場で働いている薬剤師さんに「業界のリアルな事情」を包み隠さず書いてもらいます。
ポイントは「ホンネ」。「企業のバイアスのかかっていないリアルな情報を書いてください」と、執筆者にお願いしています。
なので、「知りたくなかった…」という情報に出会ってしまうこともあるかもしれません。
でも、妄想だけで就職して後から後悔するよりよほどいいですよね。
逆に「この業界で働きたい!」とさらにモチベーションが上がるかもしれません。
あなたのキャリアに役立つ情報がきっとあるはず…