医学部再受験を目指す薬剤師は多い?有利になるのか?

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医学部再受験を目指す薬剤師は多い?有利になるのか?

ネギをもった医師

 

あなたは医師になりたいですか?

 

いきなり結論ですが、「医学部再受験を考える薬剤師」はかなり多いです。

 

一般の方からすれば「薬剤師免許があるのに、なぜ今更医学部に?」が普通の反応でしょう。
でも薬剤師なら「ああ、そうだね」と納得する方も多いのではないでしょうか。

 

実際、私は薬学部時代から社会人まで、医学部受験している人、実際に進学した人に大勢出会ってきました。
なぜ彼らは、いったんは志した薬剤師の道を捨て、医学部へ向かうのでしょうか?

 

サイトの本筋とは外れてしまうのですが、個人的な興味として調べてみました。

 

なぜ医学部を目指す薬剤師は増えているのか

医学部

最高の資格(権限)が欲しい

医学部再受験を目指す薬剤師さんは、やはり意識が高く、優秀な方が多いです。

 

薬剤師として医療にかかわる中で見えてきた問題を、本気でなんとかしたいと思っています。
しかし、医師がほとんどの権限をもつ日本の医療において、薬剤師のできることはやはり少ないです。

 

「薬剤師にもできることがある!」と主張する人もいますが、医師と薬剤師の権限には絶対的な格差があります。
この差は個人の頑張り程度で超えられるものではありません。

 

自分の理想とする医療を、自分が主体となって行いたいなら、医師免許を取得してしまうのが一番早いです。

 

医師になれば一発逆転!?

多くの意識高い薬剤師が医学部を目指す一方で、ちょっとネガティブな理由で医学部再受験を考える薬剤師もいます。

 

彼らが医師になりたいと思うのは、「医師との社会的地位・報酬の絶対的な格差」をまざまざと感じた時です。

 

医師は研修医時代から「先生、先生」と祭り上げられます。メーカーは恐縮し、ナースからは尊敬のまなざしを向けられます(いい先生なら)。

 

それに比べて薬剤師はどうでしょうか?
医学部と同じ6年制で卒業しても、病院での地位はぶっちゃけ看護師より下です。病棟へいっても「何しにきたのよ」という目で見られ、肩身が狭いです。
年収は医師の1/3ほど…。

 

そしてこの格差は一生埋まらないです。
その現実を知った薬剤師は、「一発逆転」を目指して一念発起。医学部再受験を目指します。
「薬剤師なんてやってられるか。俺(私)は医師になって成功する!」という感じですね。

 

綺麗事なしで言えば「医師は最も分かりやすい成功の形」です。医師になれば地位・名声・金のすべてが約束されます。
一般企業のように激しい出世競争に巻き込まれずとも、高い報酬と安定した仕事を得ることができます。

 

昔から国立大学医学部が異常な偏差値になるのは、社会で辛酸を舐めてきた親御さんの「子供には苦労させたくない」という親心からかもしれません。

 

学生時代の夢が諦めきれない

薬学生の中には、「医学部に行けなかった(落ちた)から薬学部に来た」という学生が一定数います。
もちろん望んで入学する学生もいますが、医学部の滑り止めとして受験する人も多いのです。「薬学部あるある」ですね。

 

「薬学部に来たのだからここで精いっぱい頑張ろう」と割り切れる人はいいですが、薬剤師になってからも若き日の夢を捨てきれない人がいます。

 

そうゆう人が、薬剤師としてある程度の経験も積み、貯金も貯まったとき、医学部学士編入学試験の存在を知ってチャレンジすることが多いです。

 

親が医師だから

私の学生時代の友人がこのパターンでした。
彼の親は開業医で、当然彼も医学部を目指していました。しかし、2年浪人しても結局医学部に合格できず、薬学部に進学しました。

 

医師の子供は、やはり親の存在は大きいそうです。諦めて薬学部に進んでも胸を張れない、むしろ時間が経つにつれて医学部に行けなかったことをじわりじわり悔やむようになるそうです。

 

このようなネガティブな気持ちでは、薬学部の勉強にも身が入りません。結局彼は中退して、実家の仙台へ帰っていきました。

 

医師家系だったり、親が開業医だったりすると、「医師になれ」と無言のプレッシャーをかけられるようです。むしろ「医者でなければ人ではない」という雰囲気でしょうか。
何人かそうゆう星の元に生まれた友人がいましたが、総じて大変そうでした。

 

反発してミュージシャンとかまったく違うジャンルにいけばいいですが、中途半端に近い薬学部に進学してしまうのがさらに辛いですね。

 

医学部再受験の2つの道

医学部への道

 

それでは、薬剤師が医学部を再受験する場合、どのようなルートがあるのでしょうか。

 

一般入試か医学部学士編入学試験か

薬剤師が医学部を再受験する場合、「一般入試」と「医学部学士編入試験」の2つが考えられます。
海外の医大に行くというルートもありますが、一般的ではないでしょう。

 

一般入試は、大学受験をやり直すことなので詳しい説明は省きます。
詳しくは「医学部再受験 成功する人・ダメな人 2015年版 (YELL books)」をご覧ください。

 

医学部学士編入学試験とは?

多くの薬剤師が興味があるのは、医学部学士編入学試験だと思います。

 

医学部再受験生のバイブルである「医学部学士編入ラクラク突破法 改訂5版 (YELL books)」によると、以下のように説明されています。

 

医学部学士編入学試験とは、大学以上の者を医学部医学科の2年次または3年次に編入させる制度のことです。
各大学によって学士編入学試験を行う目的は少しずつ異なっていますが、大筋で「医学以外の分野を専攻し学士の学位を取得した者で、専門分野で学んだ知識を医学に生かすことのできる人材に対し医学修得の道を開き、医学教育、研究及び診療の将来を担う人材の育成を図る」ということを目的としています。

 

清野 洋、医学部学士編入ラクラク突破法 改訂5版、エール出版、2012年10月15日 改訂5版第1刷発行、p12引用

 

出願資格

一般入試は、高卒であればだれでも受験可能です。
しかし、医学部学士編入学試験は、名前の通り「学士」の学位を取得していることが前提となります。つまり薬剤師であれば問題ありません。

 

併願が可能(何校受けてもOK!)

医学部学士編入学試験の最大の利点は、併願が可能ということです。
一般入試なら、センター、二次の一発勝負で、前期日程・後期日程の2校しか出願できません。

 

しかし、医学部学士編入学試験は、各大学が独自に行う試験です。日程さえ重ならなければ、何校でも受験可能です。
多くの国立大学が試験を設けているため、多い人だと10校も出願するそうです。

 

医学部学士編入学試験はすごい競争率

ただ、医学部学士編入学試験の難易度はかなり高いです。

 

通常、各大学は5〜10人(多くて20人)の合格枠を設けています。
しかし、毎年多くの受験生が殺到するため、競争率がすごい倍率になります。

 

某S大学を受験した知人は、「合格5人なのに、500人以上の受験生がいた」と疲れ切った表情で言っていました。
合格率100倍ってハンター試験かい…

 

医学部再受験を望む薬剤師の悩みとは?

医学部へいくことの悩み

 

この記事を書くにあたって、医学部再受験関連の書籍に何冊か目を通しました。

 

合格者の体験記を読んで感じたことは、やはり「薬学部出身者が多い」ということ。
絶対数として薬学部出身者の受験生が多いのか、薬剤師であることが有利に働いているのかは分かりませんが、医学部再受験組に薬剤師が多いことは事実です。

 

ただ、医師免許を取得するためには、多くの難関をクリアしなければなりません。
厳しい入学試験に勝ち抜いてやっと医学部に入っても、そこからさらに大変な勉強を強いられます。
医学部学士編入者のスケージュールは相当厳しいらしいです。通常6年のカリキュラムを4年でこなさなければならないため、かなりの過密スケジュールです。

 

安定収入を捨てて学生に戻らなければならない。医学部に入学できても、医師国家試験まで厳しい勉強を強いられる。さらに高齢で研修医として勤めなければならない。
「受験すべきか諦めるべきか」みんな悩むそうですね。

 

医学部再受験を考える薬剤師が直面する悩みとは何でしょうか?

 

学士編入学試験の異常な難易度

まず、学士編入学試験の難易度は異常に高いです。

 

上記のように併願可能といっても、各大学の定員は10名前後。そこに100倍以上の受験生が殺到します。

 

合格者のプロフィールをみると、やはりハイスペックな人が多いですね。
東大で博士号を取得後、製薬企業で基礎研究に従事していたとか、CROで新薬の開発、上市に関わっていたなど、華々しいキャリアの方が目につきます。

 

学士編入学試験合格者には薬学部出身者も多いのですが、調剤薬局や病院薬剤師よりも、アカデミックなキャリアを経てきた人が目立ちます。
学士編入学試験の問題は、生命科学の広範囲の知識はもちろんのこと、大量の英文を読む必要があるので、「Science」「 Nature 」「Cell」等、生命科学系の英語論文を読んでいる研究者のほうが有利です。

 

また、学士編入学試験は面接がかなり重視されるようで、特殊なキャリアのほうが試験官に注目されやすいのかもしれません。

 

「なぜ薬剤師ではダメなのですか?」にどう答える?

医学部再受験の場合、ペーパーテスト以上に面接が重要視されます。
面接で重要なのが志望動機です。

 

「なぜ社会人を辞めてまで医師になる必要があるのか」について、面接官が納得するプレゼンが求められます。

 

高校生なら「人助けがしたい」「身内が病気で苦しんだから」などを志望動機としても悪くはありません。
社会を知らないだけに、ピュアな動機であっても違和感はないでしょう。

 

しかし、社会人経験のある薬剤師がこのような志望動機を言っても、面接官には響かないでしょう。

 

なぜなら、人助けは医師でなくてもできるからです。
世の中は多種多様な仕事があり、相互に助け合うことで社会システムが維持されています。

 

病気を治すことは、医師だけで完結するわけではありません。コメディカルの助けが必要であるし、家族の支えが医学以上の効果を生むことだってあります。
レントゲン、SPECT、PET等医療機器の開発が、医学に及ぼした影響は計り知れないものがあります。薬学部出身者なら薬剤師として、医薬品開発の研究者として医療に貢献できます。

 

むしろ、薬学部出身者であるがゆえに、「なぜ薬剤師でなく医師でないといけないのか」について論理的に説明できないと、大きなマイナスになる可能性があります。

 

優れた薬剤師は、環境のせいにせず、自分で仕事を作りだすことができます。
「薬剤師が嫌になったから医学部に行きたい」という内心は、どんなに綺麗事を並べても面接官には分かってしまうでしょう。

 

高校生と同じような志望動機では底が浅いと思われるでしょうし、「社会人として未熟である」と評価されてしまうかもしれません。

 

医学部の学費はどうする?

「親がすべて工面してくれるよ」という裕福な家庭の人はいいですが、普通は自分で学費を用意しなければなりません。

 

医学部再受験において、学費はかなりのネックになってくる問題です。

 

国立or私立?全然違う学費事情

医学部を目指す場合、やはりネックになってくるのが学費。
国立と私立では桁が違います。

 

国立大医学部は授業料が安いが…

まず国立大医学部の場合、平成28年ではどこも均一で

  • 入学料:282,000円
  • 授業料:535,800円(前期、後期それぞれ267,900円)

となっています。

 

さらに教科書代などで年間10〜20万円程度かかります。
一人暮らしとなると、家賃、光熱費、食費等も捻出しなければなりません。都会か地方かで変わってきますが、月10万円ほどかかるとして年間120万円。

 

もろもろ合算して、医学部6年間の合計は、1,000万円を超えてしまいます。

 

桁が違う!私立医大

私立医大の平均的な学費(6年間)は、約3,000万円といわれます。
金沢医科大学、川崎医科大学など4,000万円を超える大学もあります。

 

国立大の学費(約300万円)と比べると、桁が違いますね。恐ろしい!

 

奨学金は利用できる?

奨学金(育英会)が利用できるなら、最大限に利用すべきです。
管理人の私も、薬学部を卒業するまでに育英会から約400万円の融資を受けました。未来の自分から借金したわけで、毎月コツコツと返済しています。

 

ただ、学士編入は中途採用扱いになるため採用枠は小さくなるようです。
地方の医大だと、卒後の僻地勤務の代わりに高額融資を受ける制度もあるようですが、自身の進路を大きく狭めてしまいます。

 

そう考えると奨学金に全面的に頼るのは危険です。

 

薬剤師ならアルバイトの口はあるけれど

学生に戻ってしまったとしても、薬剤師免許があることはやはり強いです。

 

ドラッグストアや調剤薬局で、高時給なアルバイトに就くことができるからです。

 

ただ、医学部のスケジュールは過密であるため、3年次以降はアルバイトに割ける時間がかなり制限されます。
高時給な家庭教師で稼ぐことも可能ですが、すべての学費+生活費をアルバイトから捻出するのは現実的ではありません。

 

やはり、入学前にしっかり貯金しておくことが必須となります。

 

年齢の壁〜高齢受験生の身の振り方は?〜

多くの医学部再受験生が気になるのは、やはり「年齢がネックになるのでは?」ということ。

 

年齢は医学部受験にどれほど影響を与えるのでしょうか。

 

多くの医大は、医学部学士編入試験の目的を「社会経験のあり、バラエティに富んだ人間性豊かな人材の発掘」としています。
それなら「年齢が試験結果に影響する可能性は低い」とも考えられます。

 

ただ、公開されている合格者の情報をみてみると、やはり20代の合格者が多いようです。
30代以降の合格者もいるのですが、35歳以降ともなるとぐっと人数が減るのが現実です。

 

医大受験は人生を変える一大イベントなので、そもそも20代の受験生が多いとも言えます。
ただ一般論として、大学側もなるべく若い学生を欲しいと考えているのは当然です。
国立医大なら、医師一人育てるには多額の税金がかかります。若ければそれだけ社会貢献できる期間は長くなります。
教える側としても若いほうがやりやすいし、体力があるので使いやすいとも言えます。

 

試験官の評価がほぼ同じ場合、若い受験生を選ぶのは普通の感覚だと思います。

 

卒後30歳までがひとつの目安

年齢でもう一つの壁が、「卒後の進路」です。

 

臨床研修に進むにあたり、「どの医療機関で」「何科を専門とするか」を考えた場合、高齢が進路に影響を与える場合があるようです。

 

「医学部学士編入ラクラク突破法」によると「卒業時に30歳以下なら一般学生と比べて特に不利になることはない」とされています。
能力があれば一流の大学病院に採用される可能性は十分ありえます。

 

ただ、これが卒業時に35歳を超えるようだと、進路の自由度に差がでるようです。
特に外科系は技術を習得するまでに時間がかかることと、過酷な労働環境である場合が多く、30歳をすぎて外科へ進む学生は少ないです。

 

余談ですが、精神科の専門病院で働いていると、精神科医には医学部再受験組がけっこういると感じます。
一般企業に勤めていたという経験が、カウンセラーとしての資質が求められる精神科医に活きると聞きました。

 

医学部再受験のための勉強法はどうしたらいいの?

医学部再受験のための勉強法は「一般入試」か「学士編入試験」かによってかなり変わってきます。

 

一般入試

一般入試の場合はみなさんご存じの通り、高校生と同じ試験を受けることになります。
国立か私立かによって受験科目は変わってきますが、最低でも偏差値60以上の高いレベルが求められます。

 

薬剤師の場合、高校時代に理系科目はしっかり勉強した人が多いので、復習するだけでOKという場合も多いと思います。

 

ただ、国立ならセンター試験の準備が必要であるため、国語、社会など理数系以外の科目もまんべんなく学びなおす必要があります。

 

学士編入学試験

学士編入試験は非常に難易度が高いです。
なぜかというと「試験範囲がない」からです。

 

一般入試のようにある程度試験範囲が予想できるものではなく、過去問も出回っていません。
例え過去問が入手できても、その年の大学側の気分によっていくらでも変化します。

 

学力はもちろんのこと、運も大きく影響します。不確定要素が多すぎる試験なのです。

 

医学部学士編入学試験のポイントは英語と生命科学

多くの大学でメインとなってくる試験は、英語と生命科学です。

 

医学部受験は英語力を非常に高く評価するので、ほぼすべての学士編入学試験で英語があります。
試験内容も大学によって様々です。かなりの量の英文を読ませたり、数ページの難解な論文を読んで英語で回答を作成するなど、ハイレベルな英語力が求められます。

 

M大学医学部の学士編入試験を受けた友人から聞いた話だと、「20ページほどの英文を読んで解答する問題が3つくらいあった」と言っていました。
語彙力もさることながら、「英語を英語のまま読める。書ける」というレベルでないと、なかなか苦しいものがありそうです。

 

生命科学の学習は、まずは高校生物のマスターが必須と言われます。
さらに高校生物の知識をベースとして、分子生物学、遺伝学、免疫学、生理学など大学レベルの知識も問われます。

 

ただ、これらの範囲は薬剤師国家試験でカバーできる部分が相当あります。
文系出身者と比べれば、薬学部出身者のメリットはかなり大きいです。

 

詳しい試験対策、推奨書籍は「医学部学士編入ラクラク突破法 改訂5版 (YELL books)」」に紹介されているので一読をお勧めします。

 

薬剤師は医学部再受験に有利になる部分が多い

 

以上をまとめると、医学部再受験のポイントとなってくるのは「志望動機」「学力」「年齢」「学費」です。

 

医学部学士編入試験の場合、試験問題は未知数なので、対策が立て辛い部分はあります。
ただ、傾向としてはやはり生命科学が中心となるので、薬剤師国家試験でしっかり勉強してきた薬剤師は有利です。

 

また、卒業時で年齢が30歳を超えていても、薬剤師として知識・経験が医師の仕事に役立つ部分は相当あると考えられます。
処方設計でも、薬学的相互作用や薬物動態の知識は武器になるはずです。
病院薬剤師の経験から病院事情に詳しければ、環境に順応しやすいでしょう。

 

学費の工面においても、薬剤師免許はかなり使えます。
医学部進学までに高時給の派遣などでいっきに学費を稼ぐことができますし、入学後もアルバイト程度ならできます。(※関連記事:普通の薬剤師が年収1000万円級の高年収を得る方法とは?

 

たとえ医師になれなかったとしても、薬剤師に戻ることも可能です。セーフティーネットがあるということは、心理的にかなり楽ではないでしょうか。

 

結論として、薬剤師は医学部再受験に有利だと思います。
薬剤師であることが試験官の評価にどれだけの影響があるかは疑問ですが、医学に近い領域の資格・経験があることはやはりアドバンテージですね。

 

医師は大変な仕事です

社会的な成功を実現したいなら、医師になることは手っ取り早いです。
ただ、端からみていても、医師は心身ともに大変な負担のかかる仕事だと思います。長時間労働で休みもほとんどありません。
死を日常的にみる仕事です。綺麗事だけではやってられないでしょう。

 

「社会的な成功を得る代償を払えますか」と、受験生は問われているのかもしれませんね。


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