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私はドラッグストア、調剤薬局、病院と様々な職場で働いてきました。
その経験も踏まえて、調剤薬局薬剤師に向いている人の特徴を紹介します。
調剤薬局薬剤師の基本業務は、調剤と服薬指導です。
とくに服薬指導は薬の適正使用のために非常に重要です。
医師は多忙のため、患者さんにご自身の病気について説明することができないことも多いです。そうすると患者さんは病気について理解できてなかったり、間違った知識を持ち、それがアドヒアランスの低下、病気の悪化につながります。
患者さんの中には、疾患や薬について間違った知識をもっている人もいます。みのもんたなどのテレビ番組で放送された知識を鵜呑みにして、信じている人も多いです。
当然、生理学や薬理学の基礎知識がまったくないので、科学的なものの考え方をすることができません。
そういった患者さんに、病気や薬について分かりやすく説明することは、非常に難しいです。
たとえ話など何かに置きかえて説明するなど、根気よく患者さんと話せる人、それに喜びを感じる人は調剤薬局薬剤師に向いています。
調剤薬局の特徴は、多くの在庫を持っていることです。
総合病院の門前薬局ともなれば、1500以上の品目をそろえているところも少なくありません。
特に面で処方せんを受けている薬局は、多様な医療機関に対応しなければならないので、ジェネリックも含めて非常に多くの在庫をそろえています。それは、病院内の薬局との大きな違いだと思います。
しかし、皮膚科や整形外科など専門病院の門前薬局は、扱う品目が少ないので注意しましょう。
薬を幅広く勉強したい人には調剤薬局はお勧めです。
超高齢化により、在宅医療に薬剤師が関わるケースは確実に増加します。
在宅医療で薬剤師に求められることは、アドヒアランスの向上や薬の適正使用です。
厚生労働省の調査によると、調査対象となったデイケア施設利用者の服用薬剤数は1日平均8.9剤で多剤併用が多かったのですが、服用薬剤数を正確に把握している利用者は10%にも満たない状況だったそうです。
多種多様な薬剤を管理することは患者本人や家族はもちろんのこと、専門知識のない看護師や介護士では非常に難しいのです。
ここに薬剤師を活かせると目をつけた調剤薬局は、どんどん在宅医療に進出しています。クリーンベンチを置いて輸液の調剤を行う調剤薬局も増えています。
今後、在宅医療で活躍する調剤薬局は増加するでしょう。
調剤薬局は職場が非常に狭いです。ですので、人間関係を良好に築けないと、非常にやっかいです。
調剤薬局の薬剤師の転職理由の一位は「人間関係」といわれています。
相手あってのことなので運任せのところはありますが、誰とでも良好な関係を築ける人が調剤薬局薬剤師には向いています。
調剤薬局は医療職でありサービス業です。
日本には多くの調剤薬局チェーンがありますが、はっきり言ってどこも仕事に大きな違いはありません。提供するサービスは調剤と服薬指導、扱う商品は医薬品だからです。
そうなると、他社との差別化はサービスの向上しかありません。それを理解している大手調剤薬局チェーンは、サービスの向上に非常に力を入れています。
身だしなみから話し方、笑顔の作り方まで、厳密にマニュアル化している企業もあります。
昔と違い、調剤薬局薬剤師には高度なビジネスマナーが求められます。
調剤薬局の売上は、ほぼ処方せんから成ります。つまり、より多くの処方せんを調剤することが業績につながります。
総合病院の門前薬局だと、1日200枚以上の処方せんを受けることも少なくありません。
一日中調剤をすることは予想以上に大変ですが、それを苦にしない人は向いています。
薬剤師は女性の比率が高いのですが、とくに調剤薬局はそれが顕著です。女性だけの職場も珍しくありません。
男性薬剤師は、薬局長として女性従業員をマネジメントするケースが多いです。
女性が働きやすく、離職率の低い職場をつくれる薬剤師は、経営陣から高い評価を受けることができます。
調剤薬局薬剤師は薬について幅広い知識を得ることができます。
しかし、他の医療職(医師、看護師など)と密なコミュニケーションが少ないため、疾患についての勉強がおろそかになりがちです。
積極的に研修に出たり、専門書で学ぶなど自己学習をいとわない人は、調剤薬局薬剤師に向いています。
調剤薬局薬剤師は、調剤と服薬指導が主な仕事になります。8割〜9割といっても過言ではないでしょう。
調剤はミスが許されない仕事なので、高い集中力を求められ疲労も激しいです。
長時間集中して調剤できる人、細かい仕事に集中できる人は、調剤薬局薬剤師に向いています。
調剤薬局薬剤師は、勉強家が多いです。もともと薬剤師は、知識を学ぶのが好きな人が多いように感じます。
しかし、服薬指導で「いつもと同じです」だけで薬を渡していては、せっかく学んだ知識も宝の持ち腐れです。
昔は薬剤師の説明を拒否する患者さんが多かったです。医師から説明を受けたのに、なぜまた薬剤師から説明を受けなければならないのか、とおっしゃる方もいました。
しかし時代は変わり、薬剤師に聞いてみようという患者さんも増えてきました。先輩方の努力実を結んできたのだと思います。
調剤薬局の薬剤師は、学んだ知識を智恵に変え、患者さんのQOLに貢献できる能力がよりいっそう求められています。
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